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投稿日:2017年4月8日

繋繋


岩手県一関市、いわいの森の音楽会@HILL TOP
震災以後訪れるようになった岩手県一関市。

6年の時の流れの中で出逢った人達との再会をいつも楽しみにしています。
カワムラ東北3部作の曲のひとつ”いわいの森の唄”のいわいの森とはこの一関にあって、いわいの森の音楽会のメンバーに贈るつもりで書いた曲なのです。
自分に出来ることなんてとってもささやかなものなのですが、精を燃やして唄いました。
昨日は広島から気仙沼に移住した夫婦とも出逢いました。その方を紹介してくれたのは岩手の方です。繋がりからまた新たな繋がりが。岩手の地で花咲く広島話も楽しかったです。縁に感謝です。

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いわいの森のうた
この川をたどればあの森へたどり着く

水の生まれるところ山がはじまるところ

美しくもあり そして厳しくもある

育まれた自然と供に紡ぐ歴史
誰かに手を引かれ歩み

やがて大人になり

大きな轍の上

果てしない空の下

移りゆく時代の中で
いわいの森へ来てみないか

ひとりひとりそれぞれの道を選んでもいい

暮らしのほとりでいつまでも

ありのままで奏で続けている

きっと届く音色に耳すまして欲しい

この川をたどればあの森の風が吹く

雨の集まるところ雲の生まれるところ

カエルが唄う田園の受け継がれし街道の

車行き交う国道添いに花が咲いている
出逢いに交わす握手と

別れに振るその手が

同じ手でするように

何度時が巡っても

変わらないものがあるから
いわいの森へ、さあ行こう

言葉にならない眠れぬ夜も希望に燃える朝も全部

伝えたいと思うから

かえってこれるこの場所で

いつか届くと信じて鳴らし続けよう
いわいの森へ来てみないか

ひとりひとりそれぞれの道を選んでもいい

暮らしのほとりでいつまでも

ありのままで奏で続けている

きっと届く音色に耳すまして欲しい